安全性・品質への取り組み|日本鰻輸入組合はうなぎ業者へ輸入鰻の品質をサポートします。

品質向上への取り組み

東アジア鰻品質向上協議会

東アジア鰻品質向上協議会は輸入鰻の川下から川上までの意思の疎通を図り、品質向上を目指すため発足。
発足の背景には鰻飼料原材料の魚粉の基となる魚資源の減少がありました。飼料価格が高騰したことに伴い使用魚粉の質が落ち、鰻の品質が低下してしまったのです。お客様( 日本国内の鰻料理専門店) から寄せられた「鰻品質向上依頼」を受け、協議会はお客様の声を直接海外養殖家に伝える活動からスタートしました。

その後、会合を重ね要望書を作成。2008年5月16日に開かれた日台鰻貿易会議に付議いたしました。
それを台湾産鰻のPR活動にまで発展させ、2009年にはトレーサビリティーの確立を確認するに至っています。

東アジア鰻品質向上協議会

生産者と販売者双方による、踏み込んだ品質面での情報交換を目的として全荷連・日本鰻輸入組合の扱い大手企業の販売担当者が集まり、会として台湾サイドに日本側の意見、意向を伝えていく。

活動の骨子には

  • 1台湾産活鰻の品質が日本産と大差ないことをアピールすること
  • 2現地トレーサビリティーシステムの積極的開示
  • 3検査命令解除に向けた安全性確保のための活動の検討
  • 4シラスウナギの供給体制に関する情報交換
を盛り込んだ。
台湾うなぎ初のPR記者会見開催
台湾うなぎ初のPR記者会見開催

台湾区鰻魚発展基金会、台湾区鰻蝦生産合作社聯合社、台湾区冷凍水産工業同業公会、台湾区鰻蝦輸出業同業公会は日本鰻輸入組合との共催で2008年7月18日、東京赤坂のANAインターコンチネンタル東京で台湾産うなぎに関する記者説明会を開催しました。

全国淡水魚荷受組合連合会、全国鰻蒲焼商組合連合会、東京鰻蒲焼商組合の協力を得て行われた説明会とあって多くのマスメディアがつめかける中、これまで活鰻流通で存在感を示していたものの、消費者レベルでの認知度が非常に低かった台湾うなぎの初めてのPRが盛大に行われました。
日本のマーケットにとって台湾うなぎはなくてはならない存在であることが初めて公のもとに語られたことで、台湾うなぎの認知度も今後更に高まっていくことが期待されます。

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安全性向上への取り組み~栄養豊富な鰻を美味しく召し上がっていただくために~

取り組みその1

私たちの扱う「輸入鰻」は、10億分の1単位の厳しい基準値をクリアーしています。

私たちの扱う「輸入鰻」は、10億分の1単位の厳しい基準値をクリアーしています。
最新検査体制
中国政府、工場自主検査、日本政府により、最低5 回の検査に合格しています。さらに、中国政府の監視体制と、生産工場の高度な検査体制を強化しています。
生産履歴管理
お召し上がりの蒲焼の生産日はもちろん、養殖場及び生産加工工場の確認可能です。
取り組みその2

日本の基準にあわない食品は日本国内へは入れません。

日本の基準にあわない食品は日本国内へは入れません。
確かな環境と豊かな経験、安定供給
確かな環境と豊かな経験、安定供給

日本の食の定番「うなぎ」。中国産鰻はその約7割を支えています。
その鰻は、日本向けの輸出基準に合格した登録養殖場で育てられており、衛生的に管理された生産加工工場(HACCP取得済)に搬入されます。

「おいしさ」と「お手軽さ」で日本の食のお手伝いをはじめて約30年。
これからもよろしくご愛顧ください。

輸入活鰻・加工鰻の食品衛生法違反事例数(薬品違反事例のみ)
平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品
中国 9 18 1 1 2 4 2 6 1 4 0 2
台湾 9 0 2 0 4 0 9 1 9 0 1 0
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 0
その他 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品
中国 0 1 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0
台湾 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
韓国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
その他 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
2019年 2020年 2021年
(4月~10月)
活鰻 加工品 活鰻 加工品 活鰻 加工品
中国 0 0 0 0 0 0
台湾 1 0 1 0 0 0
韓国 0 0 0 0 0 0
その他 0 0 0 0 0 0

参考:厚生労働省 違反品事例速報

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